まとめる・分ける・画像にする・軽くする。アプリのインストールも会員登録も要らず、ファイルはアップロードされません
「書類はPDFで提出してください」と言われたとき、手元にあるのはスマホで撮った写真だけ――というのがいちばん多い場面です。アプリを入れなくても、ブラウザだけで写真をPDFにできます。
きれいに撮るコツは真上から・影を入れないこと。紙が斜めだとPDFにしても斜めのままです。撮り直しがきかない書類は、蛍光灯の真下を避けて手元の影が落ちない位置で撮ると読みやすくなります。写真が重いとPDFも重くなるので、送信サイズに上限がある場合は先に 画像リサイズ・圧縮 で長辺1600px程度に落としてから読み込んでください。
写真をPDFにする ›📑 PDF結合/すでにPDFになっているファイル同士を1つにします。申請書と添付資料、履歴書と職務経歴書、月ごとに分かれた請求書。PDFと画像(JPEG/PNG)を混ぜて結合できるので、「PDFの申請書+スマホで撮った証明書」のような組み合わせも一度で終わります。全ページの下中央に「3 / 12」の通し番号を入れる設定もあり、あとから電話やメールでページを指定するやり取りが楽になります。
✂️ PDF分割・ページ抽出/逆に、1つのPDFから要るページだけを取り出します。全ページのサムネイルが並ぶので番号を数える必要がなく、「1-3,5」のような範囲指定にも対応しています。選んだページを削除して残りを書き出す使い方もできるので、送る前に他人の情報が写っているページを取り除く、といった用途にも向きます。1ページずつバラバラのファイルに分けることもできます。
この2つは行き来する作業です。分けてから並べ替えて結合し直せば、ページ順の入れ替えもできます。
🖼 PDF→画像変換/PDFのページをJPEGやPNGにします。PDFのままだと貼れない場所――ブログ、スライド、SNS、社内チャットのプレビュー――に載せるときに。解像度は画面用72dpi/標準150dpi/印刷用300dpiから選べます。ただし画像にすると文字は「絵」になるので、検索やコピーはできなくなります。
🗜 PDF圧縮/メールの添付上限(多くは10MB前後)に引っかかるPDFを軽くします。重さの正体はほぼ中の写真・スキャン画像で、写真が入ったPDFなら半分以下になることも珍しくありません。圧縮すると文字が画像になる点と、もともと文字だけの軽いPDFはかえって大きくなる点は先に知っておいてください。保存前に前後のサイズを比べられるので、小さくならなかったときは元のファイルをそのまま使えます。
🖼️ 画像リサイズ・圧縮/PDFにする前の写真そのものを小さくします。長辺のpx指定と品質指定ができ、変換前後のサイズと削減率が出ます。PDFが重くなる原因を元から断てるので、実はいちばん効くのはここです。
🖋 電子印鑑メーカー/ExcelやPDFの押印欄に貼る認印・データ印を、名字を入れるだけで背景が透明なPNGで作れます。1〜5文字の丸印は縦書きで自動レイアウトされ、データ印は日付つきの3段になります。透過なので、書類の枠の上に重ねても下地が消えません。
✍️ 手書きサイン作成/マウスや指で書いた署名を透過PNGにします。PDFやWordに貼るだけで、印刷して書いてスキャンし直す往復がなくなります。市松模様の背景で透過が効いているか確認できます。
🧾 請求書・領収書/品名・数量・単価を入れると消費税を自動計算し、A4のPDF・画像で出力します。相手に渡す前に 電子印鑑 を重ねれば、押印済みの体裁になります。
書類にする前の写真でつまずくこともあります。iPhoneの写真が読み込めないときは HEIC→JPEG変換、履歴書に貼る顔写真は 証明写真メーカー、送る前に個人情報を隠すなら モザイク・顔隠し、ロゴや印影の白地を抜くなら 背景透過 をどうぞ。
| ツール | こんなとき | 入れるもの | 出てくるもの |
|---|---|---|---|
| 📄 画像→PDF変換 | 写真をPDFで提出したい | JPEG/PNG/WebPの画像 | 1つのPDF(A4・並べ替え可) |
| 📑 PDF結合 | 複数のPDFを1つに | PDF(+画像も可) | 1つのPDF(通し番号可) |
| ✂️ PDF分割・ページ抽出 | 要るページだけ/消したい | 抜き出し・削除後・1ページずつ | |
| 🖼 PDF→画像変換 | SNSやスライドに貼りたい | JPEG・PNG(72/150/300dpi) | |
| 🗜 PDF圧縮 | 重くて添付できない | 軽くしたPDF+前後の比較 | |
| 🖼️ 画像リサイズ・圧縮 | 写真そのものが重い | 画像 | 縮小・圧縮した画像 |
| 🖋 電子印鑑メーカー | 押印欄を埋めたい | 名字・日付 | 透過PNGの印影 |
| ✍️ 手書きサイン作成 | 署名欄を埋めたい | 手書きの筆跡 | 透過PNGの署名 |
| 🧾 請求書・領収書 | 書類そのものを作りたい | 品名・数量・単価 | A4のPDF・画像 |
PDFの変換サイトの多くは、ファイルをいったんサーバーに送って処理し、できたファイルをダウンロードさせる仕組みです。便利ですが、扱うのが契約書・本人確認書類・給与明細・診断書のような書類だと、その一往復が気になります。
ここで紹介している9つは、すべてお使いのブラウザの中だけで処理します。ファイルはネットワークに出ないので、送信の記録も、サーバー上に残る時間もありません。会社の情報を扱うときや、他人の個人情報が写った書類を整理するときは、この違いが効いてきます。機内モードのままでも動くことで確かめられます。
なお、パスワードで保護されたPDFはどのツールでも読み込めません。保護の解除はファイルを作った人しかできないため、先にパスワードを外してからお使いください。
アプリは要りません。スマホのブラウザで 画像→PDF変換 を開き、カメラロールの写真をまとめて選んで「PDFを作成」を押すだけです。A4縦・余白ありが提出書類では無難です。
できます。まとめて選んで↑↓で順番を直すだけで、1つのPDFになります。JPGとPNGが混ざっていても問題ありません。
PDF結合をお使いください。PDFと画像を混ぜて結合することもでき、通し番号を入れる設定もあります。
PDF圧縮で軽くできます。写真が入ったPDFなら大きく減ります。ページ数が多いだけなら、PDF分割・ページ抽出で必要な範囲だけ送るほうが確実です。
されません。ここで紹介しているツールはすべてブラウザの中だけで処理し、ファイルが外部に送られることはありません。契約書や本人確認書類にも使えます。
9種すべて無料・登録不要です。回数制限やウォーターマークもありません。