無料SEO・AIOツール 8種まとめ

記事を公開する前に通しておきたい8つを、使う順番つきで。全部無料・登録不要、貼り付けた本文やHTMLは送信しません

公開前に通す順番

SEOツールは数を使えばいいものではなく、直すコストが小さい順に通すのが効率的です。本文の構造は書き終えてから直すと大変ですが、タイトルやメタタグは公開直前でも直せます。おすすめは次の順番です。

  • ① 見出しアウトライン確認/構造の崩れは、あとで直すほど本文の書き直しが増えます
  • ② キーワード出現率チェック/詰め込みすぎ・入れ忘れをここで見る
  • ③ SERPプレビュー/タイトルと説明が検索結果で切れないか
  • ④ メタタグ・OGP作成/SNSに貼られたときのカードを確定させる
  • ⑤ 構造化データ(JSON-LD)/FAQやHowToがあるページは必ず
  • ⑥ llms.txt/サイト単位で1回。AIにサイト全体の地図を渡す
  • ⑦ UTM URLビルダー/公開後、SNSやメールに配るURLを作るとき
  • ⑧ AIOチェッカー/AIに聞かれたとき自分(自社)が挙がるかを確かめる

1. 本文まわり(構造とキーワード)

🧭 見出しアウトライン確認/HTMLを貼るとh1〜h6をツリーで表示し、h1の重複・欠落、h2からh4への飛ばし、空見出しを指摘します。見出しは読者にとっての目次であると同時に、検索エンジンとAIがページの論理構造を読む手がかりです。ここが崩れていると、本文がどれだけ良くても中身が正しく伝わりません。

📊 キーワード出現率・共起語チェック/本文と狙いのキーワードを貼ると、出現回数と占有率、さらに頻出フレーズ(共起語)を自動で抽出します。日本語は形態素解析なしの近似(2〜3文字のn-gram+英単語)ですが、「その話題を書くなら当然出てくるはずの言葉」が入っているかの確認には十分です。出現率は上げる指標ではなく、詰め込みすぎていないかを見る指標として使ってください。

あわせて、文章そのものの粗を取るなら表記ゆれチェッカー(サーバ/サーバー、下さい/ください等)と文字数カウントもどうぞ。

2. 表示まわり(検索結果とSNS)

🔍 SERPプレビュー・タイトル文字数/Googleはタイトルを文字数ではなくピクセル幅で切ります。全角30文字でも収まる場合と切れる場合があるのはこのためです。このツールは実際の表示幅で判定し、PC/モバイルを切り替えて省略のされ方を確認できます。

🏷 メタタグ・OGP作成/title・description・OGP・Twitterカードを入力すると、Google検索・X・Facebook/LINEの3つのカードを同時にプレビューし、全メタタグを1クリックでコピーできます。og:imageは1200×630pxの絶対URLで、というつまずきやすい所も画面上で確認できます。

3. 機械向け(構造化データ・llms.txt)

🧩 構造化データ(JSON-LD)ジェネレーター/FAQ・HowTo・パンくず・記事・ローカルビジネスをフォームで入力すると、schema.org準拠のJSON-LDを出力します。<head>に貼るだけ。ページに書いていない内容を構造化データにだけ書くのは違反なので、本文と必ず一致させてください。

📃 llms.txt作成/サイト名・要約・特徴・主要ページを入れるとllms.txtを生成します。AIにサイトの地図を渡すファイルで、サイトのルートに1つ置きます。まだ広く普及した規格ではありませんが、置くコストがほぼゼロなのに対して、AIに要約されるときの精度には効きます。

4. 公開後(計測とAI推薦)

🔗 UTMキャンペーンURLビルダー/source/medium/campaignを入れると、正しくエンコードされた計測用URLを作り、そのままQRコードにもできます。GA4は大文字と小文字を区別するので、すべて小文字でそろえておくとレポートが分裂しません。

🔎 AIOチェッカー/「◯◯のおすすめは?」とAIに聞かれたとき、自分(自社)が挙がるかを診断します。業界×地域の質問を自動生成し、出現率・質問別の推薦有無・競合の並びを可視化。キー不要のデモモードで体験でき、本番モードは自分のAPIキーをブラウザから直接使います(キーも質問も当サイトのサーバーは経由しません)。

AIO(AI最適化)とSEOの違い

SEOは検索結果で上位に出すための最適化、AIOはChatGPTやPerplexityのようなAIに正しく引用・推薦されるための最適化です。やることの多くは重なりますが、力点が違います。

SEOで効くもの/検索意図に合う本文、見出し構造、内部リンク、タイトルとdescriptionのクリック率。AIOで追加で効くもの/構造化データやllms.txtのように機械がそのまま読める形式、事実と出典の明示、そして「なぜ対応していないか」まで書く正直さ。AIは曖昧な表現を引用しづらいので、断定できることを断定して書いてあるページが選ばれます。

逆に、AIO対策として無意味なのは、キーワードの詰め込みと、中身のない「まとめ」ページです。どちらも人間の読者にとって価値がないものは、AIにとっても引用する理由がありません。

8ツールの比較

ツールいつ使う入力するもの出てくるもの
🧭 見出しアウトライン確認本文を書き終えたらHTMLh1〜h6のツリーと警告
📊 キーワード出現率チェック本文の推敲時本文+キーワード出現回数・占有率・共起語
🔍 SERPプレビュータイトル確定前タイトル・説明・URLPC/モバイルの表示と省略
🏷 メタタグ・OGP作成公開直前title・説明・画像URL等3カードのプレビューとメタ一式
🧩 構造化データ(JSON-LD)FAQ/HowToがあるページ質問と回答など貼るだけのJSON-LD
📃 llms.txt作成サイトに1回サイト名・要約・主要ページllms.txt(コピー・DL)
🔗 UTM URLビルダー公開後に配るときURLとsource/medium等計測用URLとQRコード
🔎 AIOチェッカー定点観測に業種・地域(+任意でAPIキー)出現率・競合・改善ヒント

8つとも無料・登録不要です。貼り付けた本文やHTMLは端末のブラウザ内だけで処理し、サーバーに送信することはありません(AIOチェッカーの本番モードのみ、ご自身のAPIキーでAI提供元へ直接送信します)。

よくある質問

無料で使える?登録は必要?

8種すべて無料・登録不要です。処理はブラウザの中だけで行うため、公開前の下書き本文やHTMLを貼り付けても外部に送信されません。

AIO(AI最適化)とSEOは何が違う?

SEOは検索結果で上位に出すため、AIOはAIに正しく引用・推薦されるための最適化です。AIOでは構造化データやllms.txtのような機械可読の形式と、事実の明示が効きます。

キーワード出現率は何%を目指せばいい?

目標値はありません。出現率は上げる指標ではなく、詰め込みすぎていないかを見る指標です。読んで違和感がなければ数字は気にしなくて構いません。

構造化データは入れたほうがいい?

入れたほうが有利です。検索結果での見え方だけでなく、AIがページの中身を正確に読む助けになります。ただしページに書いていない内容を構造化データにだけ書くのは違反です。

公開前にどれから通せばいい?

見出し構造キーワードSERPプレビューメタ・OGP構造化データllms.txtの順です。公開後に流入を測るならUTM URLビルダーを。